杉山商店の強み

Strengths

基本に忠実で丁寧な加工が
「鐡」製品に安心と安全を添える

どんなに優れた設備があっても、使いこなすのは「ひと」の力です。
杉山商店の加工技術は、職人の知識と経験と最新鋭機器の技の融合。
どの機械を、どのように活用し、仕上がりの精度を高めていくか… トータルな視点でとらえ、ひとつひとつの工程にあたっています。

業務フローチャート

ドア加工工程(第一工場)

金属の板を切断し、折り曲げ、溶接、塗装して、フレームに仕上げる「ドア加工」。
建築技術の向上とともに大型化も進み、強度の保持と形容化がテーマになっています。
杉山商店では、効率の良い肯定と緻密な加工技術で、低コスト&高品質のドア加工に取り組んでいます。

(1)CAD/CAM
[設計~工作図]

建築CADを用いて設計・作図。製品プログラムデータを社内LANで各マシンへ送信します。

(2)タレットパンチプレス
[切断・切欠]

金型を取り付けたタレット(円状装置)を回転させて、プレスしながら金属板を打ち抜きます。(通称タレパン)

(3)レーザー・パンチプレス
[切断・切欠・タップ]

機械加工用図面をもとに、レーザー・パンチプレス機で金属の板を必要な大きさに切断します。

(4)ハイブリッド・ドライブ・ベンダー(3mHDS1303NT)[曲げ]

ACサーポ・モーターを用いた最新鋭のベンディングマシンで金属板を折り曲げます。

(5)ハイブリッド・ドライブ・ベンダー(4mHDS2204NT)[曲げ]

曲げ長さ4mに対応。高速・高精度加工が可能となり、省資源・省電力・騒音低減化を実現。

(6)溶接
[組み立て]

職人が、寸法に合わせて加工したスチールドアの部材を組み立てて溶接します。

(7)仕上げ[塗装前下処理]

下地のくぼみや溶接のすき間等に補正のパテを塗り、表面が滑らかになるまで研磨します。

(8)塗装

錆び止めの下塗りを行います。

(9)金具、検査

塗装が完全に乾いたら、金具等をドアに取り付け、その後最終製品検査をします。

(10)出荷

重量シャッター巻取シャフト加工(第二工場)

防火・防煙、防犯、遮音、耐久性等とともに、高速稼働と安全性が求められる重量シャッター。
その機能を支える重要部品のひとつが「巻取シャフト」です。
正確かつ安定的にシャッターカーテンを巻き取るシャフトを、杉山商店の技術を尽くして丁寧に製造しています。

(1)切欠

切欠

工作図に従って材料を切断し、接合部となる箇所に穴あけ等をしていきます。

(2)溶接

構造物の品質を左右するのが溶接技術。経験豊かな職人が大型部品の溶接にあたります。

(3)錆び止め・塗装

錆び止め・塗装

雨、風、炎、煙など、過酷な環境に耐え得る部材となるように、錆び止め塗装を施します。

(4)完成

完成

厳しい検品を通過した製品だけが完成品として納品されます。